ホームページを自作する場合のメリットとデメリット
- 2021.03.06
会社やお店のホームページを持つことは当たり前の時代になりました。
「自社のホームページを作りたい」となった時に、手段は大きく2つに分かれます。
それは【自作する or 外注する】こと。
今回は自作した場合にメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
コストを抑えられる
自分でホームページを制作すれば、人件費がかからないので無料で済みます。
外注した場合は20万〜100万円程度の制作費がかかるため、大幅な費用削減ができます。
特に起業・開業時は何かとお金がかかるものですので、コストが抑えられるのはとても魅力的です。
ドメイン・サーバー・テンプレートの3つを揃えれば、ひとまず制作することができます。
金額はさまざまでえすが、最低限に抑えると2,000〜3,000円から始めることができます。
デザインやカスタマイズが自由にできる
もうちょっと写真の見せ方を変えたい、レイアウトを変えたい、この機能が欲しい…など、ちょっとした要望を外注しようとするとコストがかかってしまう場合がほとんどです。
途中で「やっぱりこうしたい」と修正が入ると、これまたコストがかかってしまったり、対応してもらえない場合もあります。
その点、自分で制作すればデザインや機能などは無限に変えることができます。
こだわりが強い方には自作がおすすめです。
いつでも自由に更新や修正ができる
ホームページを外注していると、ホームページを更新・修正したい時は
といったフローになります。頻繁に更新が必要なホームページだと、毎回このフローは面倒ですよね。
その点、自作をしていればいつでも自由に更新することができます。
ホームページ運用の知識が身につく
実際にホームページを作ると、本を読んだりネットで検索しながら制作するので、ある程度の知識を身につけることができます。
デメリット
専門的な知識が必要
ホームページのレイアウトを変えたり、色を変えたいといった場合はHTMLやCSSといったコードを読む・書く知識が必要になります。
制作途中で作り方が分からず壁にぶつかってしまい、調べたり検証する時間を無駄にしてしまう場合があります。
(プロでもちょっとしたことで躓いたり原因究明のため何時間も割くことがしばしばあります…)
素人っぽいホームページになりがち
コードを書く知識だけでなく、デザインの概念や知識も必要なので、「素人っぽい」「なんとなくダサい」ホームページになりがちです。
これでは会社やお店、商品の良さを十分にユーザーに伝えることができません。
とにかく時間がかかる
上記のような専門知識が無いと、調べながら制作するため想像以上の時間と労力が必要になります。
特に起業・開業したてだと日々の業務をこなすだけで手一杯になってしまうため、ホームページの制作が後回しになりがちです。
時間に余裕がある人なら問題ありませんが、自分の給料を時間に換算すると、結局のところ外注した方が安くなったのでは…と思うことも。
様々なデバイスでの検証が必要
あまり気にしたことはないと思いますが、IE・Chrome・Firefox・Safariなどのインターネットブラウザによって、表示のされ方が異なる場合があります。
例えば…
- Chromeではきちんと表示されているのに、IEで見るとレイアウトが崩れてしまう。
- Safariで見ると謎の余白ができる。
また、PCだけでなくiPadなどのタブレット、iPhoneなどのスマートフォンで快適に閲覧してもらうために、それぞれ専用のコード(CSS)を書き分ける必要があります。
見た目以上に裏側でやらなければいけないことは沢山あります。
ホームページを自作する場合のメリットとデメリット まとめ
ホームページを自作するメリットとデメリットはいかがでしたか?
自作は安く制作することができ、早く対応することができる反面、知識の習得に時間がかかります。
ホームページは見た目だけでなく、さまざまな技術と知識を駆使してようやく集客ができたり、売上に繋がったりするものです。
労力や時間のバランスを見ながら判断してみてください。